厭世庭園

As good as it gets

女の子の絵とか 2019/12/23

今年の年末はひとり家に閉じこもって、白い原稿を前に脳天を掻きむしってる。

きっと年始からしばらくまでそうだろうと思う。

 

できればどこか暖かい地で家族と過ごしたかった。

そんな中、ちょっと時期は早かったけれど、先日カニ鍋を囲めたのは幸いだった。

 

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原稿は、人物は良いのだけど背景が辛い。

日常の背景を描いて、そこに違和感なく人物を配置するだけでも十分難しい。

 

特に難しいのは人物と背景とを結びつけること。

具体的には、影を通して一体感というか、臨場感というか奥行きというか……そういうのを演出することなのだった。

それなりに正確にやろうとすると、パースとか……逆光だと光源の消失点とかを考えないといけなくなる。

 

 

そうやって描いた上でキャラが埋もれず、視線を妨げず、間を活かし、無意味な塗抹主義にも足を突っ込まず……と色々要求があって、実に苦しい。

世には70%ぐらいの稼働率で気楽にやろうぜという意見もあるし、それは実に魅力的な選択肢に見えるのだが、今回は90%ぐらいの本気度で頑張りたいのだった。

 

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「最近おっぱいを描いても元気が出ないんだ」

「重症ですね……」

真顔で品性の欠落した会話ができる友人のいる幸せ。

 

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普段よりさらにリアルめな感じで

自分では可愛いと思うのに反比例して、周囲との認識がずれてくる傾向があるというが、実際どんなものだろうか……

何だか審美の基準がよく分からなくなって来るので、明らかにヤバい崩れは拾いつつ……描き続けるしか無いのだと思ってみる。