厭世庭園

As good as it gets

少年と猫

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タイトル通りすぎて他にコメントしようがないのだった。

 

背景の新しい描き方を模索していたのだけど、なかなかうまく行かなかった。

初めてやったら大体そんなもんだよと、逃げ口上を用意しておきたい。

 

まず少年を描いた。

想像で描くと、足を描きたいばかりに平面的なポーズになりがちなのが欠点だ。

こっちに向かって伸ばしてるポーズは、足が圧縮されて丸く見える傾向がある。

……ともあれ、上手い人はそれでも綺麗に描けるものなのだけれど。

 

次に、人物に合わせて背景を描いたのだった。

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こんな感じのパースラインをいくつか用意しておいて、それを重ねて作画するわけだ。

描き方は参考書に載ってる。

繰り返し使えるものなので、描きたいもののサイズとか、どれぐらいの物を画面に詰め込むか……などの要望に沿って、拡大縮小したり、トリミングしたりする。

 

マス目は正方形になるように消失点などを設定しているので、

それを元に奥行きを推定して、いろいろ描き加えていく感じになる。

 

今回の絵はパースありきだったので不満足な出来となった。

しかしまあ、見れば見るたびに新しいツッコミどころを発見する。

ある意味では、鑑賞者を飽きさせない工夫とまで言えるかもしれない……

 

パースに関して、まっとうな人物がアドバイスするなら……まずパースなど考えずにイメージを描き、その整合性を取るためにパースを使えと言うと思う。

 練習の成果は原稿に反映させたい。