試作したえび餃子がとても美味しかったので、記録に残したかった。
皿が具されると同時に、エビの香ばしさが鼻腔に突き刺さる。
たまらず熱々を頬張ると、サクッとした歯ざわり、ついで口内にあふれる鶏の肉汁!
淡白な中にもコクが有り、プリプリのエビによく絡む。
……この時点でなかなかの満足感。
ところが、それで終わりではないのだ。
サクッ、プリプリときて、次に現れるのは再びサクサクとした食感。
鶏とエビにもう一つ、第三の刺客、それはショウガだ。
噛みしめると一段華やかな風味が肉汁に加わり、立体的な味のハーモニーを奏でる。
そして、気づけば皿は空っぽになっている。
まだ2、3皿はいけそうな気分だ。
……というのがレポートなのだった。
美味しさを活字で伝えるのは難しいですね。
―以下は雑記やレシピについて―
私は普段『レスラーYAMATOの筋肉キッチン』なる料理本を愛用していて、その中に載ってるレシピをもとに作ってみた。
餃子の作り方は彼のレシピ(ネット上でも無料で閲覧できる)をはじめ簡単に探せるので割愛するとして、今回独自の点をメモとして記そうと思う。
↑包んで焼く前の餃子
●変更点のメモは下記の通り
1.生姜を多めにして、みじん切りよりは粗目に切る(生姜の食感を強めるため)。
2.豚ひき肉の代わりに鶏むねひき肉を使う(サクッとして淡白な食感になる)。
3.ニラとにんにくを使わないでおく(エビと鶏の味わいを強めたいから)。
4.オイスターソースは若干多めに入れる(豚の旨味がない分の補強に)。
鶏むね肉を用いたのは、おすそ分け先の喫茶店の主人が豚肉がだめな体質で、その代わりのものを探した結果だった。
すると運良くエビとの相性がいい感じだった!というのが実際のところで、最初からエビには鶏だ!と狙ってレシピに至った訳ではないのだった。
あとはYAMATO氏のレシピを踏襲し、つなぎに粉砕したカッパえびせんを用いている。
ネタについてはここまでだけれど、ついで焼く工程についてもメモを残しておきたい。
フライパンにサラダ油を敷いて強火にかけ、餃子がいい感じに焦げ始めたら熱湯を注ぎ蒸し焼きにする。
ここで重要なのが熱湯を注ぐという点で、お湯無しで単に焼いただけだったり常温水を投入したりしてしまうと、焼き上がりに適度なモチモチ感とパリパリ感が両立されなくなってしまう。
レシピについては以上な感じなのだった。
またオリジナルな感じの試作ができたら、それとなく記録を残そうと思う。
それではまたいつか。