リクエスト、随分時間がかかってしまったけれど、最初イメージしてた完成像にこぎつけたのでした。
力不足感もあるけれど、ここ数日、描きあげるたびにうまくなってる気がするので、今のモチベーションは上向きな感じです。
この機会を与えてくれたことに感謝です。
一応各工程の記録を残していたので、おまけとして掲載したい次第です。
最初はだいたいごく薄い色を載せてます。
松林淳著『透明水彩で描く 魅力ある人物画テクニック』をかなり参考にしているのでした。
おすすめです。
髪、難しいですよね。
わたしはいつも失敗して何だかヘルメットをかぶってるみたいな感じになるのでした。
衣装までザッと塗ったところです。
柄が入ると途端に難しくなったように感じられますよね。
今回はポーズも捻ってるので、よけいにこんがらがってしまいました。
彩色について、緑とピンクは若干補色になるので、目に尖りすぎないよう混色で彩度を落としたのですが、ちょっと落とし方が足りなかったようです。
そこで影色(クリムソン+バーントアンバー)を強めに入れて、全体的な鮮やかさを落としつつ統一感を強めました。
右のピンクの帯は、ひょっとしたら、無いほうが良かったかもしれませんね。
最初はいい感じだと思っていたのですが、錯覚だったようです。
水彩は均一に塗るのが難しいです。
マスキングして一気に平塗りすればよかったかも。
最後に、ギターの金属部分や、鈴や帯留めの部分には、ミニチュア塗装用のメタル塗料を用いて仕上げしました。
メイキングのおまけは以上な感じです。
今日はお休みなので、ドールハウスの組み立てをしたいなと思います。
先に絵を描かないと……と思って我慢していたんですよね。
それが一段落したらまた、残りの絵の制作に取り掛かる予定なのでした。
それと併行してストーリープロットの調整を進めねばなりません。
それではまたいつか