厭世庭園

As good as it gets

練習2020/08/09

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スカートが難しい……

脚も曲線美を保ちつつ対称性を崩すのが難しくて、描いてる途中、軽い吐き気に襲われたのでした。

そういう時は一旦落ち着いて、どこがまずいのか冷静に考えるに限りますね。

なんとか割といい感じになったのでは?

……と、やけくそ気味に自分をごまかして、明日に希望を託そうと思います。

 

ところで今日は日中、『ZOMBIO/死霊のしたたり』を観ながら色々と考えにふけってもいました。

頭がかっ飛んだ内容なのに、俳優の演技自体は素晴らしいのが腹立たしいです。

 

コマ割りとシーンの構造について、好きな映画を分析して理解を深めたく思っていて、その手始めにこの映画を選びたい気持ち。

近いうちにまとめたいと思っているのでした。

 

それではまたいつか

 

……と思ったものの、どうしても先の絵の違和感を払拭できず、描き直して追記したのでした。

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なんとも初歩的なミスでした。

頭部が重心に乗ってないのと、あと脚が若干長かったです。

 

軸足の見分け方ですが、大体の場合、首の付根から引いた垂線に近い方の脚が軸となって体重を支えてると判断して間違いないです。

ただ、重心自体は腰にあります。

(今回の絵は、首の位置が写真と比べ左にずれてて残念な結果になりました)

 

余談ながら、このとき体重がかかってる方の腰は持ち上がり、同じ側の胸郭は下がっていわゆるコントラポストのポーズになるのですが、胸郭の傾きを輪郭から見抜くのが難しいんですよね。

肩は可動域が広いので、肩が上がってると胸郭がどちらに傾いてるか分からなくなります。

それに物を持ってたり、何かに寄りかかってたりすると、まあ理屈通りにはなりませんよね……。

やはり原則を踏まえつつ、観察し続けるしかないのでしょう。

 

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修正案1

頭を右にずらし、そのぶん首の傾きも緩めました。

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修正案2

こちらは右足をずらして脚の幅を広く取り、重心の方を首に合わせました。

 

……とこんな感じで無事直せたのですが、いちばんの問題はマンガ描いてるとめったにこんなポーズ描かないことですよね。

バランスも、動感のために崩してること多いですし。

 

それでは今度こそ、またいつか……