厭世庭園

As good as it gets

生存報告2021/1/31

一日中寝ておりました。

ちょっと休むはずが目覚めたら午後9時で、今日一日絵に捧げるぞ!……という気概はどこへやら。

でも、疲労が溜まってたみたいだし、人間はマシーンにはなれないので、これはこれで良かったのだろうとも思うのでした。

 

今日は友だちに贈る絵を描くのに時間を割きたいので、写真でお茶を濁したい感じです。

 

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大学の頃、福岡は糸島に住んでいたのですが、その学生街の隣りにあるこんもりとした山中で撮ったトンネルなのでした。

福岡でトンネルと言うと、どうも糟屋にある悪名高い犬鳴峠とそのトンネルが思い出されますが、この写真のトンネルも、そこはかとなく何かが起こりそうな予感を感じさせる風に撮れたと思います。

 

ちなみにこの山中には、今はさら地と化した忍者村の廃墟群がありました。

私がいた頃は現存しており、興味半分に訪れた際のことです。

傾きかけた二階建ての廃屋、その腐朽した窓奥の薄闇から死に化粧と見まごうような白面の人形がこちらを見おろしてるのを目にしてしまい、夏なのに背筋がうすら寒くなった記憶があります。

 

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こちらは北九州の北岸、工業地帯の端に望める景色なのでした。

巨大で無機質な風車が海岸に沿って延々と林立していて、非日常の風情がありました。

阿部寛が出演した何かの映画のロケ地にも使われたと聞いたことがありますが、詳細はわかりません。

 

また、この一帯は工場夜景が美しいことでも知られており、近場にその全景を見おろせる皿倉山も鎮座していて、いつかその頂上を訪れたいと思うものの、なかなか実現しないのでした。

工業地帯の風景には、なにか心惹かれるものがあるようです。

 

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最後の写真は、沖縄は波の上ビーチより。

都心部から立ち寄りやすい地点にあり、ちょっとした時間に息抜きに訪れるような、そんな憩いの場所でした。

隣には波上宮があり、新年には初詣に参る参拝客で賑わっていました。

コロナ禍の影響で人はいないでしょうが、今もこの場所自体には、悠然とした時間が流れているだろうと思います。

 

 

思い入れのある写真ばかりで、絵に時間を割くと言いつつも雑文を添えるのに半時間ぐらい使ってしまったのでした。

いい感じのところで作画に取り組もうと思います。

 

それではまたいつか