厭世庭園

As good as it gets

日記 2022/6/14

旅は大体、予定通りには行かない。
深夜、全然眠れないので前倒しの2時に家を出た。

川棚温泉はまた今度…ということで、道の駅―北浦街道豊北に到着したのが4時半。
食堂の開店が10時なので、それまで仮眠を取った…のだけれどさすがに6月なかば、空がほんのり明るくて、十分には休めなかった。

海鮮丼は素晴らしかった。
水揚げされたばかりのもので、魚介が輝いている。
2100円は高いなぁ…と思ったけれど奮発した!
そして後悔はしていない。
御飯の量が少なかったけど…食べ歩きをする身としてはその方がちょうど良かった。

残念なのは少料理の売店が軒並み定休日だったこと。
小フグの唐揚げにイカの特牛焼きなど、丸々休みで本当にツイてなかった。
これはまたいつか来なければならない。

本当ならこのまま島根を目指す予定だったけど、これを発見して旅行プランが完全に白紙に戻ってしまった。

前に旅行したときは道の駅カードなんてなかった。
これは集めなければ…と謎の使命感が湧いてきて、今回の旅の目標に山口県の道の駅制覇が加わったのだった。

そこでいったん豊北から南に下り、道の駅―蛍街道西ノ市を訪れた。

ここは思いがけず天然温泉があり、しかも今日はかけ流し代100円引きということで、ここぞとばかり昼間っから銭湯に乗り込んだのだった。
小雨が降りしきる中、その寒さが露天風呂の熱さに丁度良くて、いつまでも浸かってられるような気がした。
お湯のトロッとした感じも絶品だったでござるよ。

こうしてもう一軒道の駅をハシゴして、今度は北上することに。
どのルートで道の駅をまわろうか考えてる時間はとても楽しかった。

途中、こちらも温泉設備のある道の駅に寄ったけど、時間の都合で二度は入らなかった。

次いでセンザキッチン、詩人金子みすゞの故郷、山口は北部の仙崎にある道の駅を訪ねた。この道の駅の隣は豊北と同様すぐ海で、店に新鮮な魚が並んでいると、それだけでテンションがあがってしまう。

14時近くなってたので、また食事をした。

鶏の山賊焼きと海賊おむすびであった。
海陸の賊の恵みが合わさってとても美味しかった!
こちらもまた行きたいな、としみじみ思うのだった。

このあとまた何箇所かハシゴして、今は山口の東南部にある上関にいるのだった。
山口の道の駅のうち東南部にある2箇所が一連のルートから大きく外れて存在するので、そこを先に訪れてしまおうという算段なのだった。

今の所集まったのは8枚。
道の駅カードを発行してる山口の道の駅は22箇所あるから、残り14枚…
まだ見ぬ道の駅が楽しみで候。
明日の2箇所を除いて残り12箇所は、復路で訪れる予定。
明日はたぶん、広島から岡山西部の道の駅をなるべく訪れつつ、夜は兵庫まで抜けて京都に入れればと思う。
友達とは16日に会う約束なのだ。


ちなみに我が故郷福岡県には道の駅が11箇所しかない。
それも北部には皆無で、南部や県境に点在している。
あまり増やしすぎても…という事情はわかる気がするけれど、そこはかとない寂しさを感じるのだった。
島根は29箇所もあるのに…

とはいえ、そんなことここで呟いてもしょうがないので、今から絵を描いて眠ろうと思う。
スキャナーがないから掲載は帰宅後まとめてになるけれども…

それではまたいつか。