厭世庭園

As good as it gets

日記 2022/6/15

今日は移動が7割の日だった。
上関海峡の朝は、雨が降っていたけど爽やかだった。
店の前には円柱状の水槽があって、ウナギが2匹とカニが一匹、わびしげに漂ってた。

タコめしでござる。
いかにも美味しそうでつい買ってしまった。
そして上関海峡を出たのは9:50だった。

そんなこんなで良い感じの1日の始まりだったけど、今日の計画も早くから粉微塵になってしまった。
山口は東南部に、立派な橋から行ける周防大島がある。
その島を巡ること20キロの地点に目指す道の駅、サザンセトとうわがあるのだ。

期待を胸に島を走ること30分、待っていたのは定休日の張り紙だった。
広々とした駐車場に1台しかワゴンが止まってないのを目にした瞬間から嫌な気配がしていたけど…

道の駅スタンプ帳には確かに水曜定休日とある。
私にはおっちょこちょいな所が確実にある…
ハッとして今日行く予定でメモしていた他の道の駅の定休日も調べた。
結果は案の定であった…
いくつかの道の駅は今日が休みだった。
ここに私の完璧な訪問計画は白紙に戻った。

とりあえずサザンセトとうわには、また後日訪れることにした。
途中温泉や色々と面白そうな店もあったし、それらを当たるのも悪くない。
それに、確かに休みはアンラッキーだったけど、むしろこれはラッキーだったと思えなくもない。
旅にはアクシデントがつきものだ。
その不運をこういうほぼ無害な形で先取りしたのだと思えば、あとはラッキーしか待っていないはずだ!
乱数的にも。

そう気を取り直して山口は岩国から広島へと北上したのだけど、ここの車通りの多いこと!
平日の昼間なのに、生活の道というものはどこだって車で満ちてるものだなあとしみじみ思った。
定休日の道の駅から広島に着いて、東部に抜けるまで3時間ちかくかかってしまった。

今日は結果的に4軒の道の駅を回れたけど、定休日に気づいていればあと2軒は行けたと思う。

ただ、時間の順序は逆転するのだけれど、結果的に不運の前借りをして助かった。
細かく書く時間が今日は残されてないけれど、事故に巻き込まれて危うく二度と運転できなくなるところだったのだ。
不運ポイントを減らしてたおかげか、事故は回避できて事なきを得ることができた。

その数時間前、広島は道の駅―よがんす白竜でラザニアを頂いたでござる。

とても美味しかった。
疲れで語彙が死んでる。
確か3時半ごろの到着で、パスタがすでに終わってしまっていて、そちらもまたいつか試してみたい。

この道の駅は白竜湖という湖のほとりにある。
名前からして趣きがあって、素敵な場所だと感じたのだった。

現在は神戸を過ぎて大阪の手前にいるのだった。
今日中に京都近郊の道の駅に入って仮眠を取りたいところ。
ちなみに車はハスラー
車中泊には狭すぎるけど、その狭さがかえって快適な惰眠を許さず、朝早くからの活動を可能にするのだ…と力説してるけど、みんな阿呆を見る目で私を見るのだった。
そりゃそうだ。

それではまたいつか…