厭世庭園

As good as it gets

日記 2022/6/17

今日も一日楽しかった。
1日かけて鳥取県の道の駅を巡った。

鳥取県は内陸ではナシやパインなどのフルーツや、自然薯やスイカなどの野菜、それとジビエが豊富だ。
そして日本海側では松葉ガニや生牡蠣、トビウオ(アゴ)などの海鮮がやはり格別なのだった。

今日確か14箇所巡って、明日の午前中には鳥取県の道の駅は完走する予定。
ただ、まわった道の駅をそれぞれ楽しみ尽くしたかというとそうでもない。

例えば東郷池の畔に位置し、中国を模した庭園を有する燕趙園は、その来歴も知らないし、併設の中華飯店で食事もしていなければ、庭内を歩きつくしでもいない。

また行きたい箇所はたくさんあるし、さらにいうとそれは道の駅に限ったことでもない。
鳥取砂丘も再訪したいし、まだ未見の温泉地だって多いのだ。

きなんせ岩美の店先にあった、バカでかい松葉ガニの模型…!なにせ鳥取は水揚げ日本一なのだ。

おなじくきなんせ岩美の記念撮影ボード
こういうユーモアは大好きで候。

これは神話の里白うさぎから、オオクニヌシと白ウサギの像。
道の駅の隣に白兎神社があって、そこは神話の逸話があってか恋愛にご利益があるのだ。
お参りして御朱印も頂いた。
私にそのご利益は、望むべくもないけれど。

白ウサギの三段跳び丼。
道の駅2階にある銀鱗亭にて。
イカの漬けがいっそう美味しかった。

そして鬼太郎グッズもつい買ってしまった…
鳥取の道の駅には割と鬼太郎グッズが置いてある。

松江に水木しげるロードがあるのは知ってるけれど、鳥取と鬼太郎の繋がりがどんなものかは知らないのだった。
この文章を書いててそれを思い出したので、投稿後、調べてみようと思ったり…

さっき話題に出た燕趙園の中華飯店

道の駅大栄にはコナン君の像があった。
大栄は日本で最初に認定された道の駅なんだってさ。
平日の昼下がりなのに人がたくさんいて活気があったのは、元祖道の駅の面目躍如といったところなのだろう。

ポート赤碕は海産物に特化した道の駅で、雰囲気も港の市場といった感じ。
生牡蠣を頂いたでござる。
濃厚でたまらなかった。
結局3個買ったけれど、やはり並や大当たりなど、個体差があるみたいだ。
このために目利きを磨いてもいいかとしれない。

ポート赤碕には牛骨ラーメンの店もあって、こちらも再訪したかったのだけど時間が早すぎた。

一日の締めは温泉でござった。
ここは三朝温泉の株湯という温泉。

本当はたまわりの湯という温泉を考えてたのだけど駐車場があいにくの満員で…
隣に後楽という旅館があり、そこの駐車場で転回してまいったな~と思っていると、その後楽の従業員さんが話しかけてきたのだ。

予約客だと思ったらしい…
駐車場に入ってたのだからそりゃそう思うだろう。
このときは、後楽でかけ流しができれば世話になろうと思っていたし、更に言うと、他の場所がなければ人間らしく一日宿に泊まるのもいいかな…とも思っていた。

案の定かけ流しはなかったけれど、この従業員さん、親切にも株湯という良い浴場があることと、そこへの道を丁寧に教えてくれたのだった。
株湯はまだお客さんがほとんど入っていなかった。

後楽には、次訪れたとき泊まらせてもらおうと思う。
従業員さんに感謝!

株湯はというと…めちゃ熱くて、下半身浸かるのが精一杯でござった。
42~3度はあったような…
だけど、ほとばしるラドンだかラジウムがつかれた体にバシバシ効いてるのは実感があった!

株湯の起源は約850年前、ある武将がでかい樹の下で休んでる狼を弓で仕留めようとしたところに遡るらしい。
その武将はなんとなく狼を仕留めるのをやめたのだけど…それが何故が神様には慈悲深く見えたらしく、褒美に温泉の場所を伝えられて、その恵みを人々に伝えるように仰せつかったのだという。

ところで、近くの看板にあった文章の一節に「神様の恵みは今でもラジウムという形で人々を癒やし続けています」というのがあって、ちょっと面白かったのだった。


さて、明日は午前の予定はいいとして、午後をどうしたものか。
島根は北の美保関灯台をはじめ、また行きたい場所は多いのだけど、しかし後日のためにあまり長くいるわけにもいかないという…
しかも土曜だから、道路の込具合も予想できない。

こんなときはその場で即決!当たって砕けろでござる。
それではまたいつか