厭世庭園

As good as it gets

生存報告2021/10/28

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今日でブログを休んでからちょうど108日。

煩悩に溢れた私藤川の生存報告をするにはふさわしい日ではないかと思われたような、そうでもないような。

なお、絵は全然描いてませんでしたとさ。

 

上の写真は長崎は稲佐山展望所からの夜景。

インスピレーションを求めて車に飛び乗り、小旅行先で撮ったもの。

稲佐山の夜景はかなり名高くて、写真を撮りながら、これは誰が撮ってもすごい写真になるよな……なんて思ってしまい、早々にカメラを仕舞ってボケーッと30分くらい、展望所の手すりにもたれかかって夜の長崎市街を眺めていたのでした。

 

展望所はカップルや修学旅行生と思しき学生の集団で賑わっていたけど、車椅子に乗ったお年寄りと、その方に伴行する介護職の方なども見受けられ、若きだけが夜景を楽しんでいたわけではなかった。

そのお婆ちゃんが人生の黄昏にこの夜景を目にし何を思うかは想像もつかなかったけど、とても楽しそうに同行する女性と話していました。

 

展望所は円柱形をしていて、中央は吹き抜けで1Fにカフェなどがあり、その地階の円周を登っていく形で螺旋スロープが頂上に続いていて……

帰り際、人が散ってエレベーターも空いていたけれど、薄暗がりの雰囲気にも惹かれて、頂上からこのスロープを回り降りる。

建物の外壁はガラス張りで、夜景を360度眺め見つつスロープを下っていく中で、唐突に、なぜだか人生の儚さみたいなものを考えていました。

夜景というのは栄枯盛衰を思わせるし、螺旋の円環のイメージや、夜景を楽しむお年寄りの印象などが、そういう気持ちを抱かせたのではないか、と今振り返ってみて思えます。

もちろん、単に落ち込んでたからセンチになってただけかもしれないけれど。

 

おまけの写真たち

 

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夜景は13秒くらい露光すると光を強調できていい感じになると聞いてたけど、本当だった。

参考書さんのおかげ

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展望所のすぐ隣の電波塔はなぜか紫にライトアップされていて、こちらも長時間露光で撮ると、妖気を放ってるがごとく出来上がった。

実にあやしいフンイキである。

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展望所のスロープ

何故かこういう場所に惹きつけられるのでござい

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番外編 佐世保は森きらら動植物園のレッサーパンダ

かわいい……

 

ブログの本格的な再開はまだ未定

絵への気力は持ち直してきているのだけれど

 

それではまたいつか