某アニメのおかげか、クトゥルフ神話の神格の中では、割と知名度の高いニャルラトテップ率いる勢力なのでした。
神話生物は飛行能力を持つ者たちで統一されています。
テーマカラーにはネクロマンサー・ローブを。
(アーミーペインターの色名にはファンタジーな感じの名前がつけられてます。この色は黒寄りの灰色です)
台座にはクリスタル・ブルーを用いています。
○カルティスト
ニャルラトテップは様々な姿をとって現神話に度々登場し、地上に混沌をもたらしていくのですが、彼は人間の姿を取ることもあって、このカルティストはその設定を反映した塗りにしてみました。
黒人なのですが手のひらまで漆黒で、異様な雰囲気を漂わせているそうな。
○夜鬼
別名ナイトゴーントとも。
こう見えて必殺技はくすぐりみたいです。
数十メートルの高さに持ち上げられてからのなので、笑えないのですが……
赤みにはクラスティッド・ソアを用いています。
○飛行するポリプ
”盲目のもの”とも呼ばれている種族です。
彼ら自身が盲目なわけではなく、透明になる能力を持っているとの事なので、正確な呼称ではないと思うのですが、突っ込んだら負けですよね。
原神話では『超時間の影』に登場し、オーストラリア中央砂漠の地下に横たわる半崩壊の巨大遺跡にて、人類が誕生する遥か以前、1億5000万年に渡って徘徊し続けていたそうな。
チャームポイントの目には小技を用いています。
まず虹彩の部分を、グロスバーニッシュとウルトラマリンブルーを混ぜ半透明な感じにして、盛る風に塗りました。
ついで筆に多めにネクロマンサー・ローブを取って、それが滲んで広がるように、虹彩の上に乗せるような感じで塗っていきます。
ちなみに、塗装後はつや消しの保護スプレーを全体に吹くのですが、その際虹彩部の光沢が消えますので、改めてグロスバーニッシュを塗って光らせています。
背面の舌、それと口内にはクラスティッド・ソアを用い、グロスバーニッシュを塗布しています。
○忌まわしき狩人
ニャルラトテップが獲物を狩る時に使役する怪物らしいです。
アコーディオンみたく体をくねらせ飛行し、翼が一枚しかない個体もいるそうな。
彼らは異次元にも同時に存在していて、その次元の差の浮力で浮遊しているとも。
(まるで意味が分からんぞ……)
幕の赤はクラスティッド・ソア、口内にはグロスバーニッシュを。
○ニャルラトテップ
復数の形態があり、この姿は”闇に吠えるもの”と呼ばれています。
サンディ・ピーターセンのクトゥルフ・モンスターガイドによると全長13メートルほどだそうな。
配色はクトゥルフ神話TRPG2010の表紙を飾ってるニャル様を参考にしました。
(こちらのニャル様は全長100メートル以上ありそうですね……)
ご尊顔(?)にグロスバーニッシュを。
背部の触手もテカらせています。